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ブログの内容をパクるのは危険!正しい参考の仕方とオリジナリティの出し方

ブログの内容をパクるのは危険!正しい参考の仕方とオリジナリティの出し方

「このブログ、良い内容だな。自分のブログにも使えないかな?」

ブログを運営していると、他人のブログを参考にすることは多々あります。

場合によっては、その内容をパクりたいと思う誘惑に駆られることもあるのではないでしょうか?

しかし、内容をそのままパクるのは危険です。

著作権の問題だけでなく、SEO的にもマイナスになり
「Googleからペナルティを受ける可能性」
もあります。

この記事では、ブログの内容をパクるリスクと、他のブログを参考にしながらオリジナリティを出す方法を解説します。

私は、このブログを始め、数十というブログを作っては消してを繰り返しており、たくさんの記事を書いてきました。

また、Webライターとしては最大月収40万円ほどを副業で稼ぎ、月に何十万字という文章を書いてきました。

この経験から、パクることの危険性やオリジナリティの出し方を解説していきます。

ブログの内容をパクるとどうなる?

まずは、ブログの内容をパクるとどうなってしまうのかを見ていきましょう。

著作権侵害で訴えられる可能性

ブログ記事の文章や画像を無断でコピーすると、著作権法違反になります。
特にコピペや言い換え程度の盗用は危険です。

実際にブログがパクられた事がバレると
・ブログ運営者からクレームが来る
・削除要請が来る
・法的措置が取られる
という可能性があります。

例えば、これが相手のブログの売上を下げる可能性がある場合などは、損害賠償を請求される可能性もないとは言えません。

Googleのペナルティを受ける

Googleは重複コンテンツを厳しくチェックしています。

他のブログの記事をそのままコピーした場合、検索エンジンから評価を下げられる可能性があります。

ペナルティを受けた場合、単にその記事の検索順位が下がるだけではなく
「サイト全体の評価が下がり、検索順位が下がる」
という可能性があります。

モラル的な部分を無視しても、被害が大きいためパクるのは絶対におすすめできません。

読者からの信用を失う

他人のブログの内容をパクった場合、読者にバレる可能性があります。

特に最近は、SNSでちょっとした事が拡散されるため、注意が必要です。

ブログは、ネットでの検索であるSEOを重視して作られますが、一方でSNSでの戦略も重要です。

ファン作りをしていかなければ、Googleのアップデートのたびに収益が不安定になるため、こういった施策が必要になるわけですが、読者からの信用を失うと、SNSからのアクセスが絶望的になります。

他人のブログを正しく参考にする方法

前項のように、パクることには多くのリスクがあります。

一方で、「完全に自分のオリジナルコンテンツ」を作るというのは、難しいものです。

どんなアイデアや記事も
「既存のアイデアの組み合わせ」
である可能性が高く、そういう意味ではパクること自体は悪いことではない様に感じられます。

私自身も、Webライターとブロガーとして何千という記事を書いてきましたが、全くのオリジナルなものは存在しないと感じています。

どこかしらで、誰かの記事にインスパイアされていたり、どこかで読んだ事がある内容を記事に入れることはよくあります。

そのため、パクるという事自体は良いのですが、実は正しいパクり方というものがあります。

記事をパクるのではなくて、テーマをパクる

記事の内容をそのまま転用したり、言い回しだけを変える行為は、絶対にしてはいけません。

これは、前述のようなリスクを負う可能性があります。

一方で、「記事のテーマをパクる」というのは、積極的に行っていきたいものです。

例えば、このサイトは「ブログ 内容 パクリ」というキーワードから記事を考えてきました。

もしも、現在ブログ運営者向けのブログをやっている人は、「ブログ 内容 キーワード」というテーマをパクって記事を書いてもらうのが良いです。

テーマ自体は、誰が考えたものでもない(ユーザーが自然と検索しているキーワード)ので、そもそもパクる云々ではないかもしれませんが笑

この様に、記事の内容ではなくテーマをパクるのが正しい方法です。

自分の中で昇華してパクる

記事をパクる際には、前述のようにコピペは当然だめですが、
「色々な情報に触れて、自分なりに理解して書く」
というのは、OKです。

ただ、内容がコピペに近いくらい類似するのはだめなのですが、おすすめの方法として私がWebライター時代にやっていた記事の書き方を紹介します。

1.検索キーワードの上位10記事を読み込む
2.上位10記事の重要なキーワードをマインドマップにする
3.リサーチだけでその日の作業を終える
4.翌日にマインドマップを見ながら記事を作る

という方法です。

この方法のポイントは、重要なキーワードだけをメモすることと、リサーチの日と執筆の日を分けることです。

そうすることで、記憶が定着する上に
「適度に内容を忘れているので、自然と自分の言葉で書くことになる」
という方法です。

こうすれば、ネットや書籍にある情報から記事を作る必要がある場合でも、パクリにならない可能性が高いです。
(実際、私自身もパクリ記事と判定されたり、ペナルティを受けたことはありません)

オリジナリティのあるブログ記事の作り方

では、ここからは具体的に
「オリジナリティのある記事」
の作り方について見ていきましょう。

自分の属性を理解する

まず重要なのは、「自分の属性」です。

男性・女性という性別はもちろんですが、多くの人は
・サラリーマン
・主婦
・親
・システムエンジニア
・借金経験あり
・大学卒業
・営業マン
など、様々な属性を持っています。

次の項でその活用方法はお伝えしますが、まずは自分がどういう属性なのかを洗い出してみる事が重要です。

自分の体験や経験を元に「ユーザーに役立つ情報」を考える

上記で属性を洗い出したら、その知識や経験を元に「ユーザーに役立つ情報」を考えることで、オリジナリティのある記事が作れます。

例えば私は
・過去にブログを多数潰してきた
・Webライターとして本業以上の収入を稼いでいた時期がある
という経験を元に、この記事を作っています。

極端に言えば、この記事も「他人の記事はパクってはいけない」というありきたりな内容ではありますが、そこに自分自身の経験をプラスして記事を作り上げています。

そうすることで、
・わかり易い文章になる
・説得力のある文章になる
・自分と同じ属性の人の記憶に残りやすい
など、「その人が書くからこその価値」が生まれます。

この様に、自分の経験や知識を元に情報をまとめていくと、オリジナリティのある記事が完成します。

エピソードを多めにいれる

先程の経験の話に繋がってきますが、エピソードトークというのも、自分にしか書けない記事の元になります。

主旨と関係のないエピソードトークは、単に読む人の集中力を下げる可能性があるのでおすすめできませんが、上手く活用すれば
「エピソードが記憶に残りやすい」
という特性を活かして、覚えてもらいやすいブログを作ることが可能です。

複数のスキルを合わせて作る

複数のスキルを合わせることも、オリジナリティを出すうえでは重要です。

私の場合は、
「ブログ ✕ Webライター ✕ 本業システムエンジニア」
といったスキルがあります。

これらを活用して、今後は
「ブログを仕組み化して作業を効率化する」
「データの活用によるアクセス解析」
というテーマを考えています。

この様に、複数の経験を合わせることで、他のブログにはない個性を出すことが可能です。

ブログの内容がパクリになっているかを調べる方法

ブログの内容が、「意図せずパクリになっている」というパターンもあります。

そうならないためには、自分のブログがパクリになっているかを知る必要があります。

パクリになっているかを調べる方法として有名なのは

https://ccd.cloud/

こちらのサイトを使う方法です。

具体的な使い方は今後展開していきますが、このサイトを使えば簡単にパクリ記事になっているかを確認できます。

とは言え、あくまでもGoogleの公式ツールではないので、参考程度と考える必要がありますが、逆に言えば
「このサイトのチェックも通過できない場合はやばい」
と考えるのが良いでしょう。

ちなみにこのサイトは、私がWebライター時代に受けた仕事でも、よく納品前チェックとして指示があったサイトです。

記事を外注する人が一定の記事品質を担保するために利用されているものですので、信憑性は高いと思います。

オリジナリティのある記事に関する注意点

オリジナリティのある記事を作るうえでは、いくつかの注意点があります。

単に長いだけはオリジナリティとは言わない

前述のサイトでコピペチェックをするのが良いのですが、このサイトの抜け道として
「めちゃくちゃ長文を作れば、コピペ部分が合っても全体のパーセンテージが下がる」
というものがあります。

例えば、1000字中100字が被っていれば1割程度被っていることになりますが、1万字の内の500字なら、5%になります。

ということは、母数が大きければ大きいほどパクリ判定が出ない可能性があります。

一方で、単に長いだけの記事はオリジナリティがあるわけではないので、注意が必要です。

伝わりやすさを追求する

オリジナリティを出そうとどうしても
「突飛な表現」
をしようとする人がいますが、それは逆効果になることが多いです。

ブログ記事の基本は「わかりやすく伝える」ことであり、突飛な表現はこれに反する可能性があります。

・青天の霹靂
・風光明媚
・命運尽きる

などが文章に入ってくると、そこで一瞬思考がストップしてしまうので、読みにくさに繋がります。

ユーザー目線を常に忘れない

記事を作るときは、前述のわかりやすさ以外にも、「ユーザー目線」を忘れないようにしましょう。

例えば、誤字脱字はユーザー目線では意味を取り違える危険性がありますし、ユーザーが記事を読んでて気になることは、入れておくべきです。

「自分のブログのオリジナリティを出したいから、絵文字だけで記事を書くぞ!」

なんてことを考えてしまうと、オリジナリティはあるけどユーザーは使いづらいサイトが出来上がります。

この様に、オリジナリティはユーザー目線とセットで考える必要があります。

それでも「たくさん記事を作ってみて」始めてわかる事がある

パクリはだめだと散々書いてきましたが、これに萎縮しすぎてしまうと
「何も書けない」
という状態になってしまいます。

ブログをやっていく上で、失敗をしながら学んでいくことは非常に多いです。

そのため、パクリ記事を不安視して何も書かないくらいなら、パクリ記事を作って失敗して
「その記事をリライトしながらオリジナルコンテンツにしていく」
くらいの心構えがある方が良いです。

まとめ

今回は、ブログのパクリ記事について見てきました。

パクるというのは、良いことではないという認識がある人も多いかと思いますが、パクり方を考えれば自分の成長にも繋がります。

是非、良い意味でパクって、自分のブログを成長させていきましょう。