「ブログを書いても全然読まれない…」
「アクセスが増えず、収益も伸びない…」
そんな悩みを抱えているなら、もしかすると需要のないブログになっているかもしれません。
その状態で何ヶ月・何年もブログを続けていると
「自分のブログは需要がないからやる意味がない」
と諦めてしまう人も多いです。
しかし、場合によってはそれは
「需要がないのではなく、表現の仕方が悪いだけ」
ということもあり、非常にもったいないブログも存在します。
この記事では、
「需要がないブログ」
がどういったものか。そして、今自分のブログがそうなっている場合にはどうすれば良いのかを解説していきます。
私自身も、読まれないブログを何年も継続したこともありますし、企業のブログにWebライターとして記事を投稿している時期もありました。
だからこそ、感じる「需要の有無」についてお話できればと思います。
需要のないブログとは
需要のないブログというのは、基本的には
「需要のある場所で見せられていない記事」
のことを言います。
どんな記事にも基本的には需要があると思っています。
(何かしらの意図で投稿しているわけですから)
後述しますが、需要がないブログの代表例としては「ただの日記」になっているケースですが、これさえも
「あなたのことが好きな人からすれば需要がある」
と思いませんか?
あなたに推しがいれば、普段どんなことをしているのかを知りたいと思うでしょう。
極論、あなたの親や祖父母は、あなたがどんなことをしていても興味があるものです。
しかし、そういった人に自分のブログが届いていない場合には、需要がないブログであると判断できます。
私の知り合いでも、
「何にでも文句を言うけど行動しない人」
がいます。
この人はインスタで投稿しているのですが、共通の友達はその内容が不快で見ないと言っていました。
一方で、私は「ダークエンターテインメント」のような感じで、案外楽しく見れています。
この様に、一見需要がないように見えるものでも、人によっては興味がある内容だったりします。
そのため、あなたのブログは正確には「需要がない」のではなく「需要のある人に届いていない」という状態になります。
ちなみにこれは、単純にアクセス数で考えても良いと考えています。
需要のないブログの特徴
では、需要のないブログというのは、どういった特徴があるのでしょうか。
誰にも求められていないテーマ
ブログを書くときに「自分が書きたいこと」だけを書いていませんか?
・日記のような記事
・興味のある趣味の話
・好きなことだけを語る
こうした記事は、よほどのファンがいない限り読まれません。
前述のように、どこかしらに需要はあるとしても、その人にどうやって情報を届けるのかが明確になっていなくては、需要がないブログになってしまう可能性があります。
特に多いのは
「相手が知りたいこと」ではなく、「自分が言いたいこと」
を書いてしまっているパターンです。
検索されないキーワードを選んでいる
ブログにアクセスが集まらない理由の一つは、検索されるキーワードを狙えていないことです。
例えば、以下のようなタイトルの記事を書いても検索されにくいです。
「私の休日の過ごし方」
「最近ハマっている映画」
「旅行に行って感じたこと」
検索される記事を書くには、具体的なキーワードを含めることが大切です。
「休日の過ごし方|一人でできる有意義な趣味10選」
「2024年おすすめの映画ランキング|映画ファンが厳選」
「京都旅行の持ち物リスト|初心者が失敗しない準備ガイド」
1つ目の記事の場合は、「一人でできる 趣味」などで検索される可能性があり、悪い例よりも検索される可能性が高くなります。
この様に、ブログという形式上
「何かしらのキーワードで検索される」
ということを前提に作らなければ、需要のないブログになる可能性があります。
ただし、例外もあって
・SNSでユーザーとの繋がりが多い
・すでに多くのファンがいたり、アクセス数がある
という状態だと、キーワードを無視してもテーマとして面白そうなら見られる可能性が高いです。
競争が激しいジャンルを狙っている
初心者がブログを始める際に「競争が激しいジャンル」を選んでしまうと、なかなか読まれません。
競争が激しいジャンル:
・クレジットカード
・転職/就職
・脱毛/美容
・投資/金融
これらのジャンルは、大手サイトや企業が運営していることが多く、個人ブログでは太刀打ちしにくいです。
こういったジャンルは、いわゆる「稼ぎやすい」とされるジャンルであるため、ライバルが多すぎて
「あなたのブログじゃないと得られない情報」
が少なくなります。
結果として需要が低くなる傾向にあります。
他にも、医療や健康などに関するテーマは、Googleが厳しく精査している兼ね合いもあって、仮に本当に良い情報だったとしても、需要のある人に見てもらえない可能性もあります。
読みづらく、離脱されやすい
読者がブログを訪れても、「読みづらい」と感じたらすぐに離脱してしまいます。
たとえ、内容が良くても「読みたくならない記事」は需要がないでしょう。
特に最近は、コンテンツが無限に溢れており、数秒も我慢できない人が増えています。
このような市場で
・1つの段落が長すぎる
・改行が少なく、文字が詰まっている
・専門用語が多くてわかりにくい
というブログを作ってしまうと、需要がない可能性があります。
同じく、最近はスマホで情報を見ることが増えているので、スマホに最適化されていないようなブログも、需要がないと考えられます。
コタツ記事しか書いていない
コタツ記事という言葉をご存知でしょうか?
これは、
「こたつに入っていても書ける」
という比喩からくるネットスラングですが、こういった記事も需要がない可能性があります。
というのも、コタツ記事は「誰にでも書ける記事」の代表例で、自分の経験や体験がないため、ユーザーからすると
「このサイトで読む意味がない」
という記事です。
こういった記事も、見つけてもらえれば需要がないわけではないのですが、Googleの傾向からすると
「専門性や独自性の高い記事を検索上位にする」
ため、人の目に触れない可能性が高いのです。
需要のないブログを継続するリスク
さて、この需要のないブログですが、そのまま改善せずに継続することには、いくつかのリスクがあります。
モチベーションの低下
1つはモチベーションの低下です。
ブログを継続するうえで最も重要なのがこのモチベーションです。
ですが、アクセスが全然集まらないままブログを続けるというのは、非常にツライもので、最終的にはブログそのものを辞めてしまう危険性もあります。
書いていて楽しくない
誰からも必要とされていないと感じてしまうと、ブログを書く楽しさを感じられなくなる可能性があります。
ブログは、読者との一種のコミュニケーションツールでもあるため、単に作業として続けるのではなく、
「書いていて楽しい」
という状態を目指すべきです。
また、実際に楽しんで書いている人のほうが、より濃い内容の記事になることが多く、好循環を生みます。
収益に結びつかない
需要がない = アクセス数がない
という状態なので、収益に結びつかないのも大きなリスクです。
場合によっては、サーバーをレンタルしている費用やドメイン費用がかかるでしょうから、継続しているだけで赤字になってしまう可能性があります。
人生を無駄にしている感覚に陥る
何年も継続してアクセスが全く集まらないと、多くの人は人生を無駄にした感覚になります。
単に文章を書くのが好きで書いている人なら良いですが、多くの人はブログを「ビジネス」として捉えているはずです。
そのため、収益も生まない。ファンもできない。誰かとのやり取りもない。
このような状態で数年を過ごせば、人生を無駄にした感覚になるのも仕方ないでしょう。
需要のあるブログにするための改善策
では、現在需要のないブログを需要があるように変えるにはどうすれば良いのでしょうか。
読者の悩みを解決する記事を書く
需要のあるブログとは、「読者の悩みを解決できるブログ」です。
エンターテインメントとしての面白さを目指しても良いのですが、その場合はSEO対策ではなくSNSをメインに集客するのがおすすめです。
例えば自作の漫画をアップしていく場合には、漫画のタイトルで検索されることは殆ど無いでしょう。(知名度が上がるまでは)
そのため、SNSでの活動の方が向いていますが、そうでない場合には
「悩みを解決する」
という部分にフォーカスを当てるべきです。
この記事も
「需要のないブログを作ってしまっているけど、その改善策を知りたい」
という需要に対して記事を作成しています。
キーワード選定をする
検索される記事を書くためには、「キーワード選定」が必須です。
キーワード選定には
・ラッコキーワードで関連ワードを調べる
・Googleサジェストを確認する
・キーワードプランナーで検索ボリュームをチェックする
などの方法があり、これらをやることで
「そもそも需要がある場所」
を理解することができます。
需要のある場所に、需要のある記事を出す。
これがキーワード選定やブログ作成の基本です。
キーワードの選定とともに、「検索されるタイトル」を意識して記事を書くことで、アクセスが増える可能性が高まります。
読みやすい記事構成を意識する
記事を書く際の構成や書き方を工夫して、読みやすい記事を作っていくことも重要です。
具体的な記事の書き方は、こちらの記事で解説しているので、是非参考にしてください。

同じ文章レベルでも、図解を入れたり、構成を整えるだけでもかなり変わりますので、是非チャレンジしてください。
まとめ
今回は、需要のないブログについて見てきました。
極論、
「どんな記事でも需要が0ということはない」
とは思っていますが、
「需要のある人に見える場所に置く必要がある」
というのは、非常に重要な概念だと思います。
今後は、キーワード選定の方法などにも触れていきますので、是非ブックマークして定期的に見に来てもらえればと思います。