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ブログ1記事にかかる時間は?書く時間がない人のための作業効率アップ法7選

ブログ1記事にかかる時間は?書く時間がない人のための作業効率アップ法7選

ブログを書く上で、
「書く時間がない」
と感じる人は多いのではないかと思います。

ブログは、記事数が重要である反面、1記事あたりに数時間かかることも珍しくない。

副業の場合は、本業以外の時間でそれだけ作業量を確保することになるので、非常に難しいのが現実です。

今回は、
「1記事にどのくらいの時間がかかるものなのか」
ということと、作業効率を上げるための方法を解説していきます。

私自身は、Webライターの経験が7年以上あり、多いときには100記事近い記事を1ヶ月で納品していたこともあります。

そのため、
・いかに時間を使うのか
・どうやって1記事ごとの時間を削減するのか
については、非常に頭を悩ませてきました。

今回はそんな私の経験から、効率的な記事執筆についてお話したいと思います。

ブログ1記事にかかる時間の目安

まずは、1記事の作成にかかる時間の目安です。

記事は、大きく分けると
・自分の得意ジャンルか否か
・リサーチの必要性
・図解の必要性
・文字数
・タイピング速度
の要素で変わってきます。

記事の執筆速度記事の執筆速度

 

自分の得意ジャンルか否か

1つ目は、記事のジャンルです。

自分が得意なジャンルと苦手なジャンルで、執筆速度は数倍変わってきます。

例えば、私はシステムエンジニアで、副業を色々やっていることもあり、ビジネスやIT関連の記事はすぐに書けます。

しかし、ファッション系は特に苦手で、何時間あっても書けない事がありました。

気分の乗るか否かもですが、基礎知識の有無も含めた得意ジャンルか否かは非常に大きな影響を与えます。

リサーチの必要性

次に、リサーチです。

リサーチは、ブログ記事を作るうえで非常に重要ですが、
「自分の本職などでリサーチが不要なジャンル」
というのも存在します。

こういう場合は非常に早く記事が完成します。

反対に、リサーチが最も重要な要素の記事もあります。

例えば、商品を使ってみた上でのレビュー記事。

これは、実際に使う時間もリサーチと考えるとかなりの時間が必要になります。

私が過去にやったWebライターの記事としては、名探偵コナンの映画を見た上での記事を書くものです。

1回通して見た上で、考察を書くために伏線を意識して2周目・3周目と見ていくと、10時間あっても記事は完成しませんでした。

図解の必要性

次に、図解の必要性です。

図解がたくさん必要な場合は、かなりの時間がかかります。

図解だけではなく、文字の装飾や表敬式でキレイに見せようとすればするほど時間はかかります。

もちろん、必要な部分も多いので、だめな作業というわけではありません。

文字数

文字数は、最もわかりやすく時間に影響する要素ですね。

極論、1000文字と2000文字だと2倍の量の文章を書く必要があるため、時間もかかります。

人にもよりますが、普段2000字程度の文章しか書かない人が、急に5000文字の記事を書くとすると、それだけで通常の2.5倍では収まらないほどの時間が必要になります。

タイピング速度

最後にタイピング速度です。

タイピング速度が早ければ、先程の「文字数」に関しては、解消できる可能性があります。

単純に
「1分間で書ける文字量 ✕ 作業時間」
が文字数となりますので、タイピング速度を上げるか、もしくは多くの時間を作業に充てるしかありません。

一般的な1記事にかかる時間

一般的には、1つの記事を書くのに3~5時間程度かかると思います。

もちろん、前述のように
「本業でやっているのでリサーチが不要」
「ネットで調べた内容で事足りる記事」
だった場合には、早いこともありますので、一概には言えませんし、どこまでこだわるかにもよります。

ただ、私が過去見てきた中では、それくらいの時間がかかる人が多かったのです。

私は1時間で最大6000字を打つ

私個人の話になりますが、私は本業がSEであることや、Webライターを7年やってきたこともあり、タイピング速度に関してはかなり自信があります。

それも、
「文章を考えながら打つ」
ということに関しては、かなりの経験値を積んできたと自負しています。

そのため、リサーチ不要の「過去の体験をベースにしたノウハウ系の記事」に関しては、1時間もあれば記事を完成させることができます。

なぜブログ記事には時間がかかるのか

では、なぜブログ記事を執筆するのに、時間がかかってしまうのでしょうか。

ここでは、昔の私がよくやっていた失敗をお話します。

副業の場合は集中力の問題が大きい

私は今まで、副業でブログをやっていました(今もですが)。

そのため、本業で疲れた状態から作業が始まるわけです。

この集中力のなさが、執筆速度を落とす最大の要因でした。

構成を先に考えていない

記事構成を先に考えていない場合も、執筆速度が格段に落ちます。

構成を先に作っていれば、
「これは後で書くから今は少し触れるだけにしよう」
みたいな判断ができるわけですが、流れのままに書いてしまうと、内容が重複してしまうこともありました。

着地を意識して書けていない

記事の最終的な着地を意識していない場合も、執筆が遅くなります。

記事には、
・商品を販売する
・リンク先の記事を見てもらう
・他の記事も見てもらう
・問い合わせしてもらう
など、目的があります。

これは、「ユーザーの抱える問題を解決する」というのとは別に
「自分がユーザーにどうしてほしいのか」
ということです。

これを意識しているか否かでも執筆速度は変わります。

逆に意識していないと
「あれ?この話、なんでしてたんだっけ?」
と、書いている途中で目的を見失ってしまいます。

この無駄な思考が、構成を作っていないのと相まって執筆速度を下げてしまうのです。

ブログ記事を書く時間がない人のための5つの解決法

ここまで書いてきた問題以外に、多くのブロガーが抱える問題。

それが、
「ブログを書く時間が確保できない」
という問題です。

私は、1時間で1記事を書くことも可能ですが、それでも1時間という作業時間が必要です。

この1時間を確保できなければ、記事を書くことはできません。

そうです。

最も重要なのは「作業時間を取ること」なのです。

多くの人が、この作業時間を取れずに困っていますが、ここではそんな人のための5つの解決法についてお話します。

どれも、私自身が今やっていることや、やってみたらすごく良かったものです。

移動時間にできることを考える

移動時間を活用するのは、忙しい現代人の常識です。

私の場合は、記事構成を考えたり、リサーチ・キーワード選定をするのは移動中でも可能です。

通勤が電車なので、それらをスマホからやって、Googleのスプレッドシートやドキュメントで保存しておきます。

そうすることで、まとまった時間がなくても作業を進めることが可能です。

昼休みに5分だけ作業してみる

昼休みに、5分だけは作業をして見るようにするのもおすすめです。

5分だと、昼休みを削られた感覚も無ければ、その時間YouTubeやゲームをしない分、午後の疲労感もマシだったりします笑

実際にやってみるとわかりますが、あらかじめ何をするかを決めておけば、
「5分って多くの作業ができる」
のです。

特に、キーワードが決まっている状態で記事構成を考える際には、運が良ければ5分で1記事分の構成ができたりもします。

起きたらスマホで布団の中で作業をする

朝起きて、布団でダラダラと過ごしてしまう人は多いのではないかと思います。

私がそうです笑

特に、花粉で目がシパシパする時期や、寒くて布団から出られないようなときは、
「目は覚めているのに動けない」
という状態になります。

こういうときに、スマホで作業が進めば、かなり時間を有効活用できるのではないでしょうか。

ただ、一度起き上がって目を覚ましてから布団に入らないと、二度寝待ったなしです笑

音声認識を活用してみる

今はやっていませんが、一時期音声認識を多用している時がありました。

前職で通勤が徒歩だった事が理由なのですが、歩きながら音声認識で記事を書いていたのです。

意外と音声認識は精度が高い。

誤変換はあるものの、文字としては捉えてくれているし、「改行」って言えば改行もしてくれる(iphoneでは)

そのため、ある程度書き溜めをして、後で清書するような形で時間を捻出していました。

ただ、徒歩じゃないと危ないのと、記事の内容によっては難しいこともあったので、人を選ぶ方法です。

土日の作り置き料理

これは、最近私が最も効果を感じている方法ですが、料理の作り置きをすることで時間を確保する方法です。

私は一人暮らしで、自炊をしているのですが、毎日自炊するのではなく、土日に大量に作って冷凍保存しています。

特にハマっているのは、「味噌玉」です。

味噌に鰹節を混ぜて、味噌汁の具材と合わせて丸める。

これにお湯を加えればすぐに味噌汁になる・・・という代物です。

大量に作り置きができて、具材を増やせば、それだけでおかずになります。

なので、平日はおにぎりと味噌玉だけで昼食にすれば、料理の手間が省けます。
(何なら夜ご飯もこれに納豆だけの日も多いです)

料理の作りおきは、意外とブログの時間捻出に有効だと気付いたのです。

ブログ記事を早く書くための作業効率アップ法7選

ここからは、ブログを書く上での作業効率アップの方法を解説していきます。

記事構成を先に決める

まずは、執筆に入る前に記事構成を決めておきましょう。

前述したように、記事の着地も意識しながら
「この記事では、これだけ伝える」
というテーマに沿って記事構成を考えていきましょう。

集中しやすい場所と時間を見つける

集中しやすい場所や時間というのは、人によって違います。

私は、仕事終わりに家に帰らずに、職場の近くでカフェに入ると集中できたり、噴水のあるカフェで水の音を聞きながらの作業は捗ります。

朝が一般的には集中しやすいと言われますが、私は睡眠の質のせいか、朝の集中力がないことが多いです。

この様に、自分に合った環境や時間を探すのがおすすめです。

タイマーを使って集中する

タイマーを使って集中する方法もあります。

ポモドーロ・テクニックは有名ですが、このテクニックにこだわらなくても
「カウントダウン式のタイマーで、残り時間が見える」
という状況だけでも集中力が少し上がります。

このとき、スマホだと他の事に気が散ってしまいますので、敢えて専用の時計を用意するのがおすすめです。

「リライト」前提で記事を書く

記事に時間がかかりすぎる人の中で
「完璧主義」
である場合には、「1回で記事を完成させない」という方法がおすすめです。

私は、基本的に1回で記事を書き終える気はなくて、何度もリライトする前提で記事を書いています。

そのため、最終チェックはしますが、
「これも入れるべきだったかも」
「ここはわかりにくかったかも」
みたいなのは、別の日に探すようにしています。

一旦は、「記事を公開することを最優先にする」とすると、執筆効率が上がります。

また、自分の誤字脱字などは、その日よりも後から客観的に見た時のほうが冷静に見れるのでおすすめです。

リサーチ日と執筆日を分ける

リサーチする日と執筆日を一緒にすると、
「リサーチした内容をインスパイアしてしまって、ほぼパクリ記事になる」
という状態になります。

ブログの内容をパクるのは危険!正しい参考の仕方とオリジナリティの出し方
ブログの内容をパクるのは危険!正しい参考の仕方とオリジナリティの出し方「このブログ、良い内容だな。自分のブログにも使えないかな?」 ブログを運営していると、他人のブログを参考にすることは多々あります。...

そのため、リサーチと執筆日を別日にすることで、自分の中で知識が整理されて
「パクリ記事にならないだけじゃなくて、執筆効率も上がる」
という状態になります。

「〇〇する前」が作業のチャンス

締切が目前になっていると、作業効率が一瞬ですが上がります。

私で言うと、
「家を出る10分前」
などは、かなり集中して作業ができている実感があります。

他にも、

・晩ごはんを食べるまで10分間
・好きなテレビ番組が始まるまで10分間
・電車が来るまでの5分間

のように、締切が見えている状態を上手く活用するのがおすすめです。

自分に合った道具を探す

最後は道具です。

私は、キーボードは多少こだわりがあり、静音だったり、
「キーを深く押さなくても入力できるもの」
を選んでいます。

マウスもブラウザバックなどをするボタンが付いているものを選ぶなど、道具にはいくつかのこだわりがあります。

これらの道具を自分に合ったものにするのも、1つの方法です。

特に、キーボードでいうと、テンキーがついているか否かで作業効率がかなり変わる場合があります。

まとめ

今回は、ブログを書くのにかかる時間や、「時間が取れない人」のための解決法をお話してきました。

ブログを効率的に作ることは、収益化だけではなく、単純にブログ継続のモチベーションにも繋がるので、是非この記事を参考に「気軽に記事を作れる状態」にしてみてください。

このブログでは、ブログ運営に関する情報発信をしています。

是非他の記事も参考にしてみてください。