ブログを運営していく上で、「スランプ」になったことはありませんか？
「何を書いても、質が低いように感じて削除してしまう」
「何を書いたら良いのかわからない」
こう感じた時期が私にもあります。
長くブログを続けている人ほど、こういったスランプを何度か経験していることと思います。
そこで今回は、初心者向けに
「どうやってスランプを乗り越えるのか」
というお話をしたいと思います。
この記事を読んでいただければ、過去Webライターも合わせると数千記事を書いてきた経験から
「長期的にブログを続けるためのヒント」
が得られるはずです。
ブログ運営でスランプは必ず来る？乗り越えられるのかが重要！
ブログの運営において、誰しもスランプになる可能性があります。
そして、スランプが来たタイミングで、ブログを辞めてしまう人も多数います。
ブログ運営で最重要なのは「続けること」
ブログ運営において、最も重要なのは、続けることです。
別に、毎日記事を投稿する必要はありませんが、それでも
「少しずつでも記事を投稿する」
ということが重要です。
実際、私も数ヶ月更新していないブログが、急にアクセスを集めだした・・・なんて経験もあります。
しかし、スランプのタイミングでブログを閉鎖してしまうと、そこで終了です。
アクセスが集まる可能性が0になります。
そのため、続ける事が重要なのです。
稼げない時期が長いのはブログのビジネスモデル
ブログは、他のビジネスモデルと比較しても
「行動から結果までのラグが長い」
という特徴があります。
例えば、私は過去に物販をやっていたこともありますが、商品を出品してから売り上げが上がるまでに、最短で1分でした。
少なくとも数日のうちには結果が見えます。
一方で、ブログは半年から1年くらい結果が出ないこともよくあります。
それくらい、ビジネスモデルそのものが違います。
この「稼げない時期」にスランプになる人も多く、それを乗り越えることが稼ぐための第一条件と言っても過言ではないでしょう。
フィードバックを受けないブログ運営では、スランプが来る確率が非常に高い
ブログ運営が難しい点は、前項の「稼げるまでの期間」意外にも「フィードバックを受けにくい」という点もあります。
SNSで読者としっかりとコミュニケーションを取れていればよいのですが、そうでない場合はブログが見られたとしても
「見た人がどう思ったか」
について触れる機会はほとんどありません。
称賛であれ、非難であれ、何かしらのフィードバックを受ければ改善もしやすいのですが、それがないのがブログ。
そうなると、正しい方向に進めているのか不安になるため、スランプにも陥りやすいのです。
ブログ運営でスランプになる9つの原因
では、ブログ運営でスランプになるのは、どのような事が原因となるのでしょうか。
知識がついて『正しい記事』を模索するようになる
ブログをスタートして最初のうちは
「書きたいことを書く」
という人が多いです。
そして、ブログを書く事自体も新鮮で、何もかもが楽しい人もいるでしょう。
しかし、一定期間運営していると、段々と
「アクセスが集まるブログを作る」
という意識が出てきます。
そうなったときに、記事が
「書きたいこと から 書かなければいけないこと」
にシフトしていきます。
ユーザー目線で記事を書き始めると、
「この記事は正しく書けているのか」
という部分が気になってきたりします。
そうすると、段々と書きにくくなってきて、最終的には
「何を書いたらユーザーのためなのかわからない」
と混乱してくる人が出てきます。
ネタが無くなってくる
ブログを継続していると、どうしてもネタ切れになる可能性があります。
そうなると、段々と「次の記事を考えるのが面倒くさい」と思うようになります。
これがスランプのきっかけになることもあります。
ちなみにネタ切れを感じている人は、こっちの記事も参考にしてみてください。
忙しくてブログに割く時間が短くなる
副業でブログをやっている人は、本業が忙しいタイミングでスランプになることも多いです。
副業とはいえ、ブログもビジネスです。
しっかりと時間と思考を使わなければ、稼げるものも稼げません。
しかし、本業が忙しくなってくると、ブログに十分な時間を確保できなくなります。
これがスランプの原因となる可能性があります。
収益やアクセスが落ち込んだことによるモチベーションの減退
多くの人は、成長や成果を感じられている時にはモチベーションが高く、停滞や衰退を感じている時はモチベーションが上がらないものです。
ブログでいうと、アクセス数や収益が下がってきた時に、
「上手くいかない」
と感じるようになり、スランプの原因になる事があります。
義務感で書くようになった
やりたい
から
やらなければいけない
という義務感や、やらされている感が出てくると、これまでのように積極的にアイデアが出なくなったり、好奇心が減退する事があります。
これもスランプの原因です。
周りと比較して「成果の出ない自分」が嫌になってきた
SNSには、ブログで成功している（と公言している）人がたくさんいます。
それが嘘か本当かは別にして、無意識のうちに
「自分は劣等生かもしれない」
という疑念が生まれたりします。
こういったネガティヴな思い込みによってスランプになる事もあります。
自分の書いてる記事を客観的に見て「内容が薄い」と感じるようになってきた
自分自身が今までネット記事を、ただ何となく見ていた状態から、ブログを運営するようになり、
「リサーチ対象」
としてブログ記事を見るようになると、その質の良し悪しが段々と見えるようになってきます。
その時に、自分の記事と比較して内容の薄さや、作り込みの甘さが見えてくると、モチベーションが下がったり、
「自分が記事を書く意味」
が見えなくなったりします。
本来なら、この変化は自分の記事を見る視点が成長したので、良い事なのですが、それをスランプと勘違いしてしまうのです。
成長が見えなくなる
人は、常に成長しているわけではなく、
少し成長して、停滞して、少し成長する
という繰り返しで成長していきます。
そうなった時に、自分の成長を感じられないタイミングがきて、これがスランプと思い込んでしまうケースがあります。
やることが「漠然としすぎて」進んでいる実感が沸かない
私もそうなのですが、
「次に何をすれば良いのか」
という具体的な行動にまで落し込めない目標では、長期的に行動するのが難しい事があります。
例えば、「たくさん稼ぐ」を目標にしても、
・具体的にはいくらなのか
・どうやって稼ぐのか
・どんなスキルを身につけないといけないのか
など、不明確なため、
「じゃあ、今何をしよう？」
と考えた時に、わからなくなります。
これが原因でスランプになる事があります。
孤独な作業が多い
ブログは、基本的に孤独な作業の連続です。
特に企業ではなく個人でやっている場合、ブログ仲間はいたとしても、実際に一緒に作業したり、複数人で1つのブログを作ることはないでしょう。
こういった孤独な作業は
「自分のやり方が正しいという確信」
がないと、行動力が下がる可能性があります。
ブログ運営でスランプを脱する9つの方法
では、前項のようなスランプを脱するには、どのような事をすれば良いのでしょうか。
やることを細分化して、部分的にでも進めてみる
「今やること」
を見えるようにするために、タスクを細分化し、少しでも良いので進めることで、段々とスランプから脱する事ができるようになります。
例えば、ブログ記事の執筆に関しても
・キーワード前提
・リサーチ
・記事の構成を考える
・執筆する
・SNSに更新情報をあげる
・既存記事のリライト
・内部リンク最適化
など、さまざまな仕事があります。
スランプだからと言って、何もしなければ前に進みませんが、少しでも作業を進めれば、違った結果が見えてくるでしょう。
記事のテーマを他人に決めてもらう
スランプの理由の
「記事の正解がわからない」
という解決法の1つとして、記事テーマを他人に決めてもらう事が考えられます。
できれば自分のブログのターゲット層の人に
「こういうブログをやっているけど、知りたい情報ってある？」
と聞いてみてください。
そのテーマが、まだ自分が扱ったことのないテーマなら、その記事を作ってみるのです。
極論になりますが、ブログ記事の正解の1つは
「知りたいと思っている人に、その情報を与えること」
です。
そのため、実際に他人が欲しいと思っている情報なら、極めて正解に近い記事が書けることになります。
更に、テーマが決められてしまえば、迷いもなく記事を進める事ができます。
継続できる環境づくりが重要
ブログの継続には、環境づくりも非常に重要です。
・支え合える仲間
・集中できる作業場
・教えてもらえる環境
・高め合えるライバル
・最適な目標が常に見える
・使いやすいツール
・わかりやすいルーティン
など、人によって必要な環境は違いますが、自分に合った環境でブログを継続するのがおすすめです。
睡眠時間の確保・健康な身体づくり
スランプの時に、睡眠時間を削って無理矢理作業を進めようとする人もいますが、逆効果です。
それよりも、睡眠時間をしっかりとって、健康な体づくりをした上でブログをするのがおすすめです。
私で言うと、睡眠時間が少ないと頭が働かず、記事の内容がぐちゃぐちゃになった経験もありますし、肩凝りがひどくなって作業スピードが格段に下がった事もあります。
こういった状態で無理に進めても、スランプを抜けるのが難しいので、まずは身体を整える事が重要です。
読み手との繋がりができると書きやすくなる
読んでくれる人が、きちんと見えているとスランプから脱せる可能性が高くなります。
前述した「記事のテーマを決めてもらう」という部分にもつながりますが、
「自分の記事はきちんと読者に届いている」
という感覚は、ブログ継続の上で非常にプラスになります。
例えば、読者とお茶をしていて、ブログ記事の話になれば、執筆でのヒントをもらえたり、改善点をもらえたりします。
それを実行していく事で、徐々にスランプであった事を忘れていくでしょう。
改めて目標設定をしてみる
目標設定によって、行動が変わることはよくあります。
そのため、改めて目標を立ててみる事がおすすめです。
よく言われる事ですが、目標設定には、SMARTがおすすめです。
具体的、測定可能、達成できる（無茶なものでない）、本当に必要だと感じている、期限がある
という5つの項目の英単語の頭文字なのですが、これを使って目標設定すると達成率が上がると言われています。
ちなみにこのブログの今月の目標は下記のような感じです。
S（具体的）→ブログで最初の10記事を投稿する
M（計測可能）→10記事なので可能
A（達成できる）→平日の朝と業務後で可能
R（本当に必要）→最初のアクセスを掴むために絶必
T（期限）→2025年1月31日
「このままブログを継続した自分」と「継続しなかった自分」を比較してみる
人は、意味のない行動をするのが苦手です。
特に最近は、なにかと生産性があるか否かで判断されがちな世の中であると感じています。
そのため、「ブログの継続」の意味を考えてしまうのではないかと思います。
その解決策の1つが、
「継続した自分」と「継続しない自分」の比較です。
そうすると、今の快楽だけの視点から、少しだけ将来の快楽が見えてきます。
すでに継続力そのものがある場合には、この視点を持てるだけでも動ける可能性があります。
一緒に頑張る仲間を見つける
ブログを一緒にやる仲間を見つけられれば、
「あの人も頑張っているから自分も頑張ろう」
と考える事ができます。
これは、経済学でピア効果とも呼ばれていて、周りの環境に影響を受けるため、
「頑張っている人のそばにいる」
ことで、自分も頑張れる可能性が高くなります。
自分なりの「裏テーマ」を作ってみる
自分なりに、裏テーマを作っておく事で、モチベーションが回復する可能性もあります。
私の場合、本業の仕事でモチベーションが下がったときによく利用していますが、
「今の仕事は楽しくなくても、この段階で〇〇を身に着けて、将来のために役立てる」
事を前提にすると、モチベーションが上がることがあります。
例えば、仕事自体は楽しいわけでは有りませんが
「将来の起業のために、人脈を作る」
「リーダーシップを身に着けて、将来組織を動かす」
「ブログのネタを見つけるために『考えながら』仕事をする」
「自分が好きなメンバーで会社を構成していくための下準備をしていく」
ということを考えながら仕事をしています。
そうすると、自然とやることが見えてきて、仕事が捗るのです。
私とブログで繋がりませんか？
ブログでスランプに陥ることは、誰にでもあります。
しかし、一人で乗り越えるのも、かなりのパワーが必要です。
なので、私とブログで繋がりませんか？
このブログは、
「ブログをやっている人の為のブログ」
なので、あなたの悩みを知ることで、私のコンテンツの充実にも繋がります。
これでスランプを脱することができれば、ウィン・ウィンではないですか？
是非、フォローしてコメントしてください！
一緒にスランプを乗り越えられるようにしますし、記事のフィードバックもします。
まとめ
今回は、ブログ運営でスランプになった際の、原因と対策を考えてきました。
ブログ運営では、継続が非常に重要な反面、それができない人が多いため、稼げている人は少数派と言われています。
「調子が良いときにスラスラ書ける」
のは当たり前で、
「調子が悪いときにいかに続けられるか」
が大切ですね。
このブログでは、ブログ運営に関する情報を取り扱っていくので、是非他の記事も御覧ください。
