ブログ運営

ブログを今から始めるのは遅いのか?後発組が取るべき5つの戦略

ブログを今から始めるのは遅いのか?後発組が取るべき5つの戦略

ブログをやっていると、よく
「今からブログを始めても遅いんじゃない?」
なんて意見を耳にします。

実際、私がブログにはじめて挑戦した10年以上前にも、同じような意見は有りました。
(私は当時から何度も失敗を繰り返してきましたが)

ですが、当時は全く知らなかったブログの成功者も見かけるようになり、まだまだブログにチャンスが有ると感じています。

実際、私自身が今月からブログをスタートしていますが、可能性がないと思っていたら、わざわざ「何度も失敗してきたブログ」で、再挑戦しようとは思わないでしょう。

このブログでは、
「今からでもブログを始めたほうが良い理由」

「今からスタートするなら何を意識すべきか」
という部分を解説していきたいと思います。

ブログを今から始めるのが遅いと言われる理由

まずは、ブログが「今から始めるのは遅い」と言われる理由から見ていきましょう。

動画や画像コンテンツさえ廃れてきている

ブログは、基本的には文字のコンテンツです。

そして、コンテンツの倍速消費が進む現代では、
文字→写真→動画
というように、
「より楽なコンテンツ」
への注目が集まっています。

そして、昨今ではこの動画や画像でさえも、広告費用が下がるなど、ビジネスとしての伸びしろが小さくなってきていると言われています。

そういう情報が溢れている中では
「ブログはオワコンかも」
と感じることが多いでしょう。

企業の参入が多い

ネット上での集客は、あらゆるビジネスで有効で、企業も多数ブログを立ち上げています。

そのため、今までは個人が主なライバルだったのに対して、大手企業と戦う必要性が出てきました。

これが、今からではブログが遅いと言われる理由の1つです。

サイトが溢れている

誰でも簡単にブログが作れる現代。

更には、そのブログを立ち上げる際のレンタルサーバーも、非常に安い金額で借りることができます。

結果として、毎日何万という新しいサイトが出来上がっており、これらと戦う必要のあるブログは、レッドオーシャンであると言われています。

ChatGPTを始めAI記事が作れるようになっている

ブログ記事は、ChatGPTを始めとするAIで記事を作成できる時代になりました。

違和感のあまりない文章が、AIで簡単に作成できる。

こうなってきたら、ブログの運営も
「AIに仕事を奪われつつある」
と感じる人が多いでしょう。

若者の文字を読む能力が落ちている

前述したように、世間的にはコンテンツは画像や動画などの楽なコンテンツに移行しており、結果として
「若者の文字を読む能力が落ちている」
と言われています。

その結果、ブログという文字を主体とするコンテンツには、将来性がないと言われることがあるのです。

今更ブログを始めても遅い?

では、実際ブログをスタートするのは、今更遅いのでしょうか。

個人的な意見としては
「遅くない」
と考えています。

ここでは、その理由を解説していきます。

情報が体系化されているので、初動が早い

1つ目の理由は、
「情報が体系化されている」
ということ。

ブログをスタートするには、サーバーのレンタルから設定、ワードプレスの導入やSEO対策など、様々な作業が必要です。

しかし、これらの作業も、ネット上で検索すればやり方が簡単に出てきます。

そのため、昔に比べて「スタート時点でのハードルが非常に低い」状態となっています。

更に言うなら、日々改良されているワードプレスのテンプレートは、SEO的に有利な面も多数あります。

結果として、
「昔開設されて、更新が止まっているサイト」
よりも、新しいサイトの方が有利になるケースがあります。

そのため、今からでも十分に稼げるチャンスがあると考えているのです。

昔に比べて「ネットで調べる人」は増えている

昔に比べてネットで情報を検索している人が増えているのも、「ブログに伸びしろがある」と感じる理由です。

例えば、2010年頃にはスマホの普及率は10%以下でした。

そして現在は誰しもが使っているような状態ですよね。

ということは、ネットで情報を集める人の数も増えています。

最近では、スマホ依存症などの言葉も出てくるくらい、
「スマホを片時も手放さない」
という状態で、気になったことをすぐに調べる癖がついている人は多いでしょう。

そのため、検索数自体が増えているので、ブログにはまだまだチャンスが有ると考えられます。

いつだって「遅い」という人がいるが、大抵は自分がやっていない。

いつの時代も、どんな副業も
「今から始めるのは遅い」
と言われています。

過去、私自身も数十という副業を試してきましたが、どんな副業でも一定数は
「今更スタートしても遅い」
というような意見はあります。

これは、
・ライバルを増やしたくない人
・行動したくない人の言い訳
である可能性が高いです。

Webライターをやっていたからわかる「ブログが遅くない理由」

私自身は、このブログ自体はスタートして間もないですが、過去10年近くWebライターをやっていました。

その中には、企業のサイトを1から作るような依頼も有り、数多くの記事を書いてきました。

その経験からも
「まだまだブログを始めるのは遅くない」
と感じる部分が多いです。

今でもWebライターの需要は大きい

Webライターの需要は、今でもかなり多いです。

例えばクラウドワークスでは、現在7万件ほどのWebライターへの依頼があります。

中には、Youtubeのシナリオ依頼なども含まれるので、純粋にサイト記事の依頼だけではないかもしれませんが、それでもこれだけの数のWebライターへの依頼があるのです。

ということは、今仕事をすでに受注している人も含めると、かなりの数の案件が動いているはずです。

それだけネットに記事を投稿するというのは、需要が高く
「今からでもブログをやれば、集客できる可能性がある」
ということの証明でもあるでしょう。

ネットで商品の購入が当たり前になった

特に近年、誰でも簡単にネットから商品やサービスを購入する機会は増えてきました。

それと同時に、
「その製品の仕様や口コミ」
も、ネットで検索するようになったのですが、これもブログを運営する上では追い風です。

特に商品名やサービス名は、どんどん新しい名前が出てきますから、個人ブロガーでも
「まだ他社が取り上げていない名前」
を記事に入れることで、ヒットする可能性が十分にあります。

見たこともない弱小サイトもたくさん上がってくる

このブログを見てくれている方は、SNSからの可能性もありますが、検索で見つけていただいた可能性も高いです。

しかし、このサイトは2025年1月からスタートした、非常に規模の小さいサイトです。

このサイトを含めて、弱小サイトでも検索上位に出てくる可能性がある。

この事実自体が、まだまだブログの可能性がある証拠とも言えます。

新規参入のブログを上位表示させてきた

これあ、私自身がWebライターをやってきての実績ですが、過去に
「私一人で立ち上げて育てたサイト」
というものが有りました。

企業から依頼を受けてやっているものの、デザインとワードプレスの設定以外のコンテンツ部分は、私しか関与していない状態でした。

それでも、毎月10万PV近い検索流入があり、
「1人の力でも、サイトを育てることができる」
という事を実体験として感じてきました。

ちなみに、このサイトは2年ほど前に立ち上げているので、比較的最近スタートしても結果が出せることの証明でもあります。

今からブログを始めるための5つの戦略

では、今から個人がブログを始めるにあたっては、どのような事を考えながら運営していく必要があるのでしょうか。

スモールキーワードを活用する

1つ目は、スモールキーワードを意識することです。

スモールキーワードとは、
「検索数が少ないが、ニッチなキーワード」
です。

これらのキーワードは、
「企業はあまり狙いたくないもの」
「大手サイト的には優先順位が低いもの」
が多いです。

というのも、検索キーワードは、かなり近いものも有り、全ての検索キーワードを狙っていくと、似たような記事が大量にできてしまいます。

これは、本来ユーザーの利便性を下げることなので、Google的には評価されない可能性が高いです。

そういった事を考えると、個人はまずスモールキーワードを活用していくのがおすすめです。

体験や経験を重視する

ブログの運営において重要な要素として
「自分にしか書けない記事」
を書くことが求められます。

これは、SEOで言うところの権威性や独自性に当たるものです。

そして、この自分しか書けない記事というのは、
「自分の体験や経験に基づく内容」
である可能性が高いです。

私自身が、個人的にネットで買物をするときの話ですが、

自分が欲しい商品について、その性能や評価を知りたいときに、

・モールのレビューだとクーポンなどの優遇措置によって高評価にしている可能性があるかも
・販売会社の家族や友達がレビューしてるかも
・Youtubeで紹介されていても、プロモーションだった場合は警戒します

のように、そのレビューの妥当性に不安を感じます。

一方で、実際の個人の体験や経験がしっかりと記載されたブログ記事なら、上記のものよりは妥当性を感じます。

この様に、経験や体験をベースに記事を書いていくのがおすすめです。

キャラや個性を重視する

キャラや個性を出していくことは、企業にはできない「味」になる可能性が高いです。

例えば、私もサラリーマンとして働いていますが、
「会社のブログで、競合他社の商品を褒めるのは難しい」
「会社のブログで、冗談やふざけた事を書くと上司に承認されない」
という様に、制約が多いです。

特に、会社が目指すブランディングの方向性と、自分が表現したいものが違っている場合は、かなり記事に制約がかかります。

この「個を出す」という事自体が、個人ブロガーにとっては重要であると感じています。

需要の小さい場所からファンを作る

個を出す事に繋がりますが、ファンを作っていくことも、ブログをやっていくうえでは重要です。

前述の商品購入の際のレビューに関しても
「あの人が言っているから信じる」
という部分は大きいです。

普段から信用している人の商品紹介は、安心して購入することができます。

この様に、ファンを作っていくことも重要です。

複数のメディアを併用する

ブログと一言で言っても、様々なツールが存在します。

このブログの場合は、現在はブログとXを利用していますが、この様に複数のメディアを連携させるのは重要です。

これが、ブログとYoutubeが良いのか。それともnoteが良いのか。

これは、自分が続けやすいもので試してみるのがおすすめです。

まとめ

今回は、ブログを今から始めるのが遅いのか・・・という点を解説してきました。

個人的に、まだまだブログは可能性がある副業だと思いますし、このブログでその事を証明もしていきたいと思っています。

特に初心者は、最初の1歩を踏み出す強さがある人も多く、躊躇しているかもしれません。

是非、このサイトをきっかけに、ブログ運営を始めてみてはいかがでしょうか。