サラリーマンをやっていると、定期的に
「将来への不安」
が襲ってくる事があります。
私が新卒で副業をやりはじめたきっかけでもありますが、サラリーマンとして毎月の収入があるにも関わらず、将来の不安がある人は、どのような不安なのでしょうか?
あなたはその理由を理解していますか?
不安の原因を理解していないと、常になんとなく不安を抱えたまま働くことになり、ストレスや寝付けない原因となります。
そこで今回は、サラリーマンとして働いくことの不安について触れ、更にその解消方法として私が色々行動した中で良かったものについても触れていこうと思います。
この記事を読むことで、将来の不安を少しでも理解し、解決できるように行動してもらえるとありがたいです。
サラリーマンが将来に不安を感じる理由
まずは、サラリーマンが将来に不安を感じやすい理由について触れていきましょう。
給料が上がりにくい
ここ数年、日本の給料が上がらないという話をよく耳にします。
私はIT企業で比較的マシな業界にいると思いますが、それでも思うように昇給はしていません。
こちらの記事でも触れているので、あわせてどうぞ

なかなか上がらない給料に、上がる物価。
この二重苦の影響で、サラリーマンとして働くことに不安を感じている人もいるでしょう。
さらに言うと、会社では
「成果を出しても給料は変わらない(もしくは反映されるまでに時間がかかる)」
のが基本です。
給料が減らされる可能性が低い分、上がる可能性も低い。
この状況が将来への不安を生み出しています。
いざとなれば会社に裏切られる
サラリーマンとして働いていても、コロナ禍には多くの人が減給や退職を余儀なくされた人も相当数いるとされています。
このように、
「会社が自分を守ってくれる」
というのが、ただの思い込みであり、状況次第では急な無収入もあり得るというのを体感した人もいるでしょう。
私の知り合いも、
「自宅待機で出勤数を減らす代わりに給料も減らす」
という状態になったため、転職しました。
自分もしくは近しい人が、こういった状況になった経験をした人は、将来への不安を強く感じているでしょう。
会社が潰れる可能性も十分ある
会社が自分を守ってくれないのと同時に、会社自体が潰れて無職になる可能性もあります。
これだけ不安定な世の中なので、今の会社がずっとあるという保証はどこにもありません。
これも、サラリーマンが不安を感じるポイントです。
老後資金の不安
年金制度の先行きが不透明になり、
「老後2000万円問題」
が話題になりました。
定年後の生活資金を考えると、今の給料だけで十分なのか疑問を感じる人は多いでしょう。
これに、前述の給料が上がらない事実があわさり、
「今の収入では老後を豊かに暮らせない」
という実感が強くなったことも大きな要因でしょう。
働き続けることへの不安
サラリーマンの仕事は、比較的安定しているとはいえ、決して楽ではありません。
長時間労働やストレス、人間関係の悩みを抱えながら働き続けることに限界を感じる人もいます。
「体力や精神的に、この働き方を続けられるのか?」
と考えると、不安が募るのは当然です。
私自身は今の会社で、管理職になりましたが、
「管理職の負荷が高すぎる」
と思うところもあり、将来の働き方への不安を感じる事があります。
同じように、ずっと今の会社で働く事に対しての不安を感じている人も多いでしょう。
他の会社で使えるスキルが無い
将来に不安を感じる理由として
「この会社でしか使えないスキルしかない」
というパターンもあります。
例えば、単純な手作業ばかりをやっているような場合。
誰でもできる仕事しかしていないと感じると、将来への不安も増します。
私自身も感じますが、何年も会社にいるけど
「同じ仕事を何年も繰り返しているだけの人」
というのも見かけます。
なんなら、仕事をせずにサボっている人もいますよね。
こういった人は、自分の能力やスキルが原因で将来の不安を感じるケースがあります。
(中には不安を感じずに働けるメンタル強者もいますが笑)
上司によって将来を左右される
サラリーマンという働き方は、上司ガチャが非常に重要です。
上司の言う事は基本逆らえないですし、逆らったり従わないと、自分の人事評価が下がる可能性があります。
と言う事は、人事異動で悪い上司の下についた場合、自分のキャリアに大きな影響を与えられる可能性があります。
こういった上司に運命を握られる働き方に、将来への不安を感じる人もいるでしょう。
実際私は、管理職として人事評価を下す立場ですし、仕事を振る立場なので、やろうと思えば
「優遇する人と不遇にする人」
を選ぶ事が可能です。
もちろん、基本は私情を挟まないようにしていますが、それでも多少の好き嫌いでの評価の変化はあると思います。
それを体感してからは、将来への不安の一部は上司が握っているとヒシヒシと感じるようになりました。
不安を解消するために私がやってきたこと
では、不安を解消するにはどうしたら良いのでしょうか?
ここからは、私自身がやってきて良かったと思う事を解説していきます。
基本スペックを上げる
自分の社会人としての基礎能力を上げるのは、非常に重要だと感じています。
例えば、社会人1年目に覚えたマインドマップ。
当時は、記憶力や学習効率を上げることに興味を持っており、速読や記憶術など色々な本を読みました。
その中で出会ったのが、マインドマップでした。
そのおかげで、情報をまとめたい時や、しっかり本を読み込む余裕がある時などには、このマインドマップを使う癖がつきました。
こういった基礎的なスキルは、個人的にも学んできて良かったと思うスキルです。
具体的に何を学んできたかは,今後解説していきたいですね。
言葉を知る
昔の私は、あまりにも言葉を知らなかったです。
社会人1年目からは、ガンガン読書をして言葉を覚えていきました。
今でも覚えいてるのは、最初の仕事でシステムエンジニアをしていた時。
工場で使うシステムを作っている会社で、工場で当たり前に出てくる用語を使う必要がありました。
・半製品
・部品
・歩留
・生産計画
・工程管理
全て、意味がわかりませんでした。
(部品も、部品と半製品の違いがわからなかったです)
こういった工場で使われるような用語だけではなく
・売掛買掛
・キャッシュフロー
・人事評価
・エビデンス
・アジェンダ
・KPI
などなど。
一般的なビジネスで使われる用語も意味がわかりませんでした。
言葉を知らないことには、仕事での成長も見込めない。
そう思ったので、ジャンルに関わらず色々な本を読みました。
特に多かったのは自己啓発などのジャンルではありましたが、自分のレベルに合った(低いものから)色々と手を出しました。
そのおかげで、今はそれなりに会話ができるようになりましたし、文章でお金を稼ぐ経験もさせていただきました。
色々な業種・職種を知る
色々な職種や業種を知ることも、将来への不安が減ったと実感できる行動でした。
例えば私は、アルバイトと正規雇用を通して
・調理師
・システムエンジニア
・プログラマー
・パティシエ
・ネットショップ運営
・家庭教師
・スイミングスクールのコーチ
などの仕事をやってきました。
色々な仕事を通して、広く知る事ができた結果
「最悪〇〇の業界で働くだけならいける」
という自信がつきました。
給料は今より減るかもしれない。
でも、減ったとしても働き口はいくらでもある。
そう実体験を通して学べた事は、良かったと感じています。
早めに転職をしておく
これは、そう思ってやったと言うよりは、結果としてそうなって
「今考えると良かったな」
と思う事ですが、転職を若い内に経験しておく事は、非常に良かったです。
というのも、自分の中の社会人としての常識が、最初の会社が基準になるわけですが、そうなると
「その会社のやり方に縛られる」
事がよくあります。
で、転職してみると
「意外と違うやり方でも仕事って回るんだ」
と言うのが理解できます。
これを若いうちに経験しておくと、どこの会社でもやっていけるだけの適応力が身につきます。
実際、私は7回ほど転職しているのですが、若いうちにそれだけ色々な会社を経験できた事は、今の仕事や副業でも大いに役立っています。
ただ、年齢を重ねてしまうと転職のハードルも上がりますし、結婚すれば転職は困難になる場合が多いです。
なので、早めのうちにしておくのがおすすめです。
副業で収入源を増やす
副業収入ができると、将来への不安はグッと減ります。
例えば私は、Webライターとして本業くらいの収入を稼いでいたことがあります。
そうなると、
「今の会社で働けなくなっても生活はできる」
という自信がつきました。
今は、Webライター自体はお休みしていますが、それでも復帰しようと思えば月に10万円以上は稼げるとは思います。
そうなると、今の仕事じゃなくて
「もっと楽で給料が低い会社」
でも、副業と合わせて生活が可能になります。
このように、副業で稼いだ経験自体が、将来の不安を軽減させてくれます。
投資を始める
副業と同じで、投資をする事でも将来の不安は減ります。
投資に関しては、私は現在インデックスファンドでの運用がメインですが、投資した金額からそれなりに増えています。
時期が良いだけではありますが、
「貯金しているよりも高い利益が出ている」
「このまま放置すれば、それなりに増える気がする」
という気持ちが生まれ、将来への不安が減りました。
額的にはまだまだ少ないのですが、これが1000万円・2000万円を超えてくれば、
「老後資金はもう大丈夫」
と思える可能性もあるでしょう。
汎用性の高いスキルを身につける
どこの会社に行っても通用する。
これは、仕事に対する不安を一気に解消してくれます。
前述したように
「今の会社じゃないとやっていけない」
というのは、大きな不安です。
そのため、汎用的なスキルを身につけることで、この不安を減らす事ができます。
例えば、
・プログラミング
・業務改革
・ベンダーコントロール
・会計知識
・機械設計
など、多くの会社で役に立ちそうなスキルと、自分が興味のあるジャンルを掛け合わせたものを磨いていけば、将来への不安は減る可能性が高いです。
不安の解消にはブログが最適
将来の不安を解消する方法は前述しましたが、それ以外に
「ブログをやる」
という事も非常におすすめの方法です。
ブログは、副業として非常に人気であり、やっていく事で様々なメリットがあります。
文章を書く事は全てに通じる
前項で「汎用性の高いスキル」の重要性を解説しましたが、ブログは
「文章を書く」
という汎用的なスキルです。
どんな仕事でも、書類作成や報告書・メールなど様々な部分で文章を作る機会があります。
これらの仕事が、今までの10分の1になれば?
他の仕事を進める時間的な余裕が生まれますよね?
ブログをやっていくと
・タイピングスピードが上がる
・思考をまとめながら打てる
ようになるため、文章作成速度が大幅に上がります。
これ自体が汎用性の高いスキルになるのです。
WEBからの集客は他のビジネスにも使える
ブログでは、SEOと呼ばれる
「WEBからの集客」
を行うのが基本です。
結果として、WEBマーケティングという汎用性の高いスキルを学ぶこともできます。
どの企業でも
「自社のことを知ってもらう」
「ものを売る」
というのは、非常に重要な事です。
それが副業で実践を通して学べる。
これも、将来の不安解消につながるブログのメリットです。
自分の思考を整理する癖がつく
ブログでは、自分の体験や知識をまとめながら、試行錯誤を繰り返すことになります。
結果、自分の思考を整理する癖が付くのもメリットです。
例えば私は、これまでやってきたブログに関する経験やサラリーマンでの経験をブログにしています。
そうすると、自分の経験を「ノウハウ」として整理することになります。
これは、会社で後輩に指導するときにも役立っていますし、今後自分がコンテンツとして販売できる可能性も出てきます。
そうなれば、仕事での不安も更に減る可能性があります。
収入源としての魅力
もちろん、副業の収入としての魅力もあります。
月に数百万円という金額を稼いでいる人もいますし、SNSを見てみると、月に数万円程度であれば、かなりの人数がいます。
それだけ稼いでいる人がいるため、個人で未経験からでも十分チャンスがあるということです。
まとめ
今回は、サラリーマンが将来に不安を持つ理由と、その対処法について考えてきました。
個人的にブログには副業として非常に高い価値を感じており、副業未経験からでも挑戦してみる価値があると思っています。
このブログでは、ブログ運営に関する情報発信をしています。
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