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ブログ記事に図解を入れる方法!最適なのはCanva?メリットと正しい図解の入れ方

ブログ記事に図解を入れる方法!最適なのはCanva?メリットと正しい図解の入れ方

ブログの記事の品質を向上させる1つの方法に
「図解を入れる」
という方法があります。

記事の品質を上げる事は、SEO対策の基本であり王道です。

そんなSEO対策の基本でもある図解ですが、
「間違った入れ方をすると、逆に見にくくなったり、読者が理解しにくくなる」
というのをご存知でしょうか。

今回は、そんな図解を入れるメリットを改めて確認し、
・具体的にどういった部分に図解を入れるべきか
・何を図解するべきか
を解説していこうと思います。

私自身、Webライターを経験してきて、数百万字という文字を書いてきましたが、どうしても「図解」にまで手が出なかったのが実情です。

しかし、それでは中々検索上位に記事を上げることができずに苦しんでいました。

そんな人の役に立てばと考えています。

ブログに図解を入れるメリット

まずは、ブログ記事に図解を入れることのメリットについて触れておきましょう。

読者の理解が深まる

文章だけでは伝えにくい概念も、図解を使うことで一目で理解できるようになります。

一般的に言われることですが、

文字→画像→動画

の順で、伝わる情報量が多くなります。

そのため、1000字の記事よりも1枚の画像の方が伝わる場面もたくさんあります。

これが、図解を入れるメリットです。

特に最近は、活字離れと言われる事も多く、
「文字を集中して読むことが苦痛に感じる人が多くなっている」
と言われています。

そのため、図解によって読みやすい記事にすることで、顧客満足度が伸びる可能性があります。

記事の滞在時間が伸びる

読者が理解しやすい記事になると同時に
「文字では集中して読めなかったものが、画像だと集中する」
という現象がよく起こります。

図の場合、その画像のディティールを見て、どういった画像かを理解したくなる心理が働きます。

ネット記事を見ていても、サクッとスクロールしている中で、画像や動画が入っていればそこだけは注視したりしませんか?
(そしてそれが広告だった時の哀しさ笑)

この様に、記事の中で

注視してもらえるポイントが増える = 滞在時間が伸びる

というメリットがあります。

オリジナリティが増す

図解をオリジナルで作成すれば、他の記事との差別化が可能です。

独特の図や画像が入っているブログは、それだけで認知されることもあり、
「このブログよく見るな」
という認識を持たれる可能性もあります。

場合によっては、
「頻繁に見るブログ = 信頼できるブログ」
と感じるようになり(心理学で言う単純接触効果ですね)、ブログそのものの好感度が上がる事もあります。

図解の作り方

ものは試しなので、後述するオススメツールのCanvaで図解の作り方を作ってみました。

図解の作り方図解の作り方

 

基本的に使いはこの順で作るのですが、上の画像は色々失敗ですね(笑)

私自身は、図解づくりのセンスは皆無だと思いますが、作る順番はある程度決まっています。
(センスもスキルもない人でも使えるツールがあるので、ここで見るのをやめないで下さいね)

テーマを決める

最初に、図解にするテーマを決めます。

これも、適切なテーマは後述しますが、この章の冒頭で言うと、テーマは
「図解の作り方」
です。

これが、ステップ・バイ・ステップで表せるようなものなので、図解にすることを決めました。

何を伝えたいか

次に、そのテーマで伝えたいことを考えます。

今回でいうと、図解を作る順番が
・テーマを決める
・何を伝えたいか
・適切な形を見つける
・形にする
という事が伝えたいことになります。

適切な形を見つける

次に、適切な形を見つけます。

今回なら、
「1つ前のものが終わってから次に進む」
というタイプのものなので、矢印形式のものを選びました。

これが、比較するようなものなら表などでしょうし、重なりを示すなら円を複数作って重ねるような図になるでしょう。

形にする

後は、それをそうやって表現するかです。

上記の画像ではセンスがなさすぎますが、
・色
・余白
・字体
・枠線
など、様々なデザイン要素が必要で、センスも大いに関わってきます笑

図解を作るのにオススメのツール

さて、図解を作るのには、1から書いても良いのですが、オススメのツールがあります。

デザインセンスがあるならCanvaがおすすめ

前項の図はCanvaを使って作成しました。

私は壊滅的なセンスなので、使いこなせないですが、少しでもセンスが有る人はCanvaが無料で使えますし便利です。

テンプレートでガッツリやりたい事にマッチしているなら、センスがない人もCanvaで良いのではないかと思うくらいです。

何より、後述するツールよりも自由度が高く、色々なタイプの図解を作成する事が可能です。

デザインセンスが無いならNapkin AIが最強

私は何度も言いますが、壊滅的なデザインセンスなので、Napkin AIというツールを使っています。

このNapkin AIは、文章生成と図解の生成を同時にしてくれるようなツールで、後述する図解やこのブログのほとんどの図解は、このNapkin AIで作っています。

↑今後、デザインの勉強をしてまともな画像が作れる様になったら自由度の高いCanvaに移行します。

Napkin AIは、文字だけで簡単に図解を作れる反面、ある程度決まった型の図解しか作れなかったり、
「要素が5個あるのに、気に入ったデザインは要素が4個しか無い」
みたいな事も起こりえます。

なので、自由度としては低いものの、デザインセンスがない人でも簡単に図解が作れる点で、非常に利用させてもらっています。

図解の間違った使い方

図解には、間違った使い方もあります。

情報量が多すぎる図解

図解は、「情報をわかりやすくする」ために作るものですが、この図解に情報を詰め込みすぎると、逆に読みにくくなります。

例えば、文字の量を多くすると、文字が小さくなり、読みにくくなります。
(私がCanvaで作ったのは、そうじゃないのに文字が小さくて読みにくいのはさておき)

そのため、情報量を制限することが重要です。

関係性がわかりにくい

図解を作る際には、
「順番に進むのか」
「クモの巣上に拡がっているのか」
「上下関係があるのか」
「比較関係があるのか」
といった関係性を作ることがよくあります。

この関係性が不明瞭な図解は、理解しにくいです。

図解で全てを伝えようとしすぎる

情報量が多いのと関連して、
「図解だけで情報を全て伝えようとする」
というのも間違った使い方です。

文字で伝えるべきところと図解で伝えるべき所は、線引きをしておくのが良いでしょう。

効果的な図解の配置方法

図解の配置方法に関しても、いくつかポイントがあります。

記事冒頭で全体像を示す

基本的な図解の入れどころとしては、「記事冒頭」や「トピック冒頭」で示すことです。

そうすることで
「これから話す全体像を先に伝える」
という役割を果たしてくれます。

基本的には、細かいトピックを1つずつ見ていくよりは
「全体を把握したうえで、その中のトピックを1つずつ潰していく」
という形式の方が理解しやすく、全体像の理解を図解でカバーするイメージです。

各セクションで補足説明をする

文字だけでは伝わりにくい部分は、その説明の後に図解を入れることで
「情報の補足」
ができます。

特に専門用語や技術的な話の場合は、こういった使い方をすることで、読者の理解が深まります。

記事の最後にまとめとして使う

記事のまとめとして図解を使うのもオススメです。

図解を見ることで、記事全体を見返すことなく、記事の中身を思い出すことができます。

勉強でもそうですが、何度も思い出すことで記憶は定着するため、まとめとして図解を入れるのは非常に有効です。

また、記事の最後というのは読まれにくい(読者はすでに終わった気でいる)ので、最後の部分までしっかりと読んでもらえるという点でメリットがあります。

ブログ記事内で図解を入れるべき7つの場所

図解を入れる場所や、「何を図解にするべきか」は非常に重要なポイントです。

個人的にオススメな図解を入れるポイントは下記の7つです。

そしてこれがNapkin AIで作った画像です。
(私が作るものの数倍良い!)

ブログ記事で図解を入れるべき場所ブログ記事で図解を入れるべき場所

 

では、1つずつ見ていきましょう。

複雑な概念を説明するとき

文章だけでは伝わりにくい概念や仕組みを説明するときは、図解を使うことで直感的に理解しやすくなります。

例えば、「AIの学習プロセス」。

教師あり学習やディープラーニングなど、一般的には知られていない概念が多く、こういった内容を説明するうえでは、図解を入れるのが良いでしょう。

比較を視覚的に示すとき

2つ以上の項目を比較する際に表やグラフを活用すると、違いが一目でわかるようになります。

例えば、複数のプランが有るサービスの料金プランやできる事の比較。

金額や機能の違いを一目でわかるようになるので、図解に向いています。

また、多くの比較対象があるほど
「一箇所で見たい」
と感じることが多く、これを別々の章で縦に並べてしまうと理解しにくい文章になります。

ステップごとの手順を説明するとき

手順を箇条書きで並べるよりも、フローチャートや矢印付きの図解を入れることで、読者が迷わず理解できます。

特に
「〇〇をした後に△△」
というように、前後関係があるものは、図解が向いています。

データを視覚化するとき

データを可視化したいときには、数値データをそのまま載せるよりも、円グラフや棒グラフを使うことで、傾向や変化が明確になります。

例えば、ブログのアクセス数の推移を見るなら、折れ線グラフや、表形式。

ブログのユーザー層を見るなら円グラフのように、それぞれ
「何の推移(や比率)を見たいのか」
を元に可視化していくと理解しやすくなります。

空間的な関係を示すとき

位置関係や構造を説明する際に図を入れることで、読者がイメージしやすくなります。

例えば、インテリアの配置などは、言葉で説明されてもわかりませんが、図で3次元的な書き方をすれば一発で理解できます。

強調したいポイントがあるとき

特に強調したい要素がある場合、アイコンや吹き出しを使うことで視線を集める事ができます。

例えば、長所と短所を並べて比較するような表に、
「この部分は〇〇をすれば解消されるよ!」
というような、注意書きや強調したいものがある場合には、図解に更に吹き出しやアイコンを追加することで見やすくなります。

読者の注意を引きたいとき

文章が続くと読者の集中力が切れやすくなりますが、適度に図解を入れることで、飽きずに読み進められるようになります。

最後まで記事を読んでもらうことは、SEO的にも良いため、「読者を飽きさせない工夫」としての図解も重要です。

図解を作成する際のポイント

続いて、図解を作る際のポイントです。

図解を入れるポイント図解を入れるポイント

シンプルなデザインにする

色を多用しすぎると見にくくなるため、基本的に2~3色に抑えると見やすくなります。

ただ、Napkin AIで作った画像は、結構色が使われている事も多いのですが、私のセンス的に
「色を自分で考えて変えるとセンスの悪さがにじみ出る」
ので、敢えて変えません!

色のセンスって難しいんですよね笑

余分な情報を入れない

図解に必要な情報を「過不足なく」入れることが重要です。

情報が足りなくても、図解として意味がわからなくなりますし、反対に情報が多すぎても読者が混乱します。

「適切な情報量」

を意識して作りましょう。

境界線がわかるようにする

図解とそれ以外の部分の境界線がわかるようにしておくことも重要です。

白背景のブログで、白背景の図解を入れると、どこまでが図解かがわからなくなります。

個人的には、黒の枠線をつけるか、背景色全体を少しグレーにするなどがオススメです。

フォントサイズを大きめにする

スマホで閲覧する読者も多いため、小さい文字では読みにくくなります。

重要な部分は強調し、適切なフォントサイズで作成しましょう。

私がCanvaで作った画像だと、文字が読みにくいですよね笑

なので、敢えて失敗例として置いておきますね。

矢印や番号を活用する

流れを示す際には矢印や番号を使うと、情報を整理しやすくなります。

矢印は基本的に、「左から右」「上から下」に向かって作るのがコツです。

更に、私がCanvaで作ったもののように、項目全体を矢印の一部にするパターンと、項目の隣に矢印自体を置くものかでも、印象は大きく変わります。

まとめ

ブログ記事に図解を取り入れることで、読者の理解度を高め、SEO効果も向上します。

私自身は、デザインのセンスが無いので、今はNapkin AIを利用していますが、いずれはデザインの基本を学んだうえで、Canvaなどのツールで1から作れるようになりたいと思っています。

今後は、こういったデザイン部分を含め
「読者が読みやすいブログとはどういう記事か」
ということにも着目して行くので、今のうちに是非ブックマークをしていって下さい。

また、他の記事でもブログ運営に役立つ情報発信をしているので、是非参考にして下さい。