ブログ記事って、どうやって書いたら良いの?
書いてる途中で、書きたいことがわからなくなってきた・・・
こういった事を感じたことはありますか?
ブログ初心者が最初にぶつかるのが
「文章の書き方」
だと思います。
これまで、文章を書いてきた経験が少ない人は特に、
「何千字も文章を書くなんて無理でしょ笑」
みたいに感じるのではないでしょうか。
私自身も、Webライターやブログをやり始めた頃は、1000字を超えるのが非常に高いハードルに感じていました。
しかし、何年もWebライターを続けていて、この文章を書くのが難しいと感じるのは
「文章構成が作れていない」
ということが大きな原因であると感じました。
そのため、この記事ではブログ記事が書きやすくなるための
・記事構成の作り方
・文章の基本的な書き方
に加えて
「説得力のある文を書くためのPREP法」
についてもお話していきます。
最後まで読んでいただければ、ブログ記事を書くことへの抵抗感が30%軽減されるかと思います。(当社比・・・笑)
初心者向けに、簡単に書いていますが、それでも私自身が10年以上Webライターとして活動してきた経験を元に書いているので、読んで使ってもらえれば文章が書きやすくなるでしょう。
初心者ほど沼る!ブログ記事の書き方は難しい
今の時代、個人が簡単にメディアを作ることができるツールとして、ブログは非常に人気です。
その一方で、ブログの書き方が難しくて、中々記事執筆が進まないという人が多いのも事実です。
実際に私の友達も、最近ブログを始めましたが、書き方がわからずに苦しんでいました。
ですが、記事構成を私が作って上げることで、スラスラと文章を書くことができています。
こういった経験から、私だけじゃなくて初心者は
「記事構成が作れない」
事がブログのハードルを一気に上げてしまっている1つの要因なのだと理解しました。
ブログ記事の書き方が難しい3つの理由
では、このブログ記事の書き方が難しい理由とは何なのでしょうか。
フォーマットに正解がない
先ほど、記事構成を作ってあげればスラスラ書けたという話をしましたが、この記事構成を作るのが難しい。
というのも、正解のフォーマットは有りません。
後述するように「汎用性があって使い回せるフォーマット」は存在しますが、すべての記事をそれで作れるわけではないのです。
そのため、色々なネット記事を読みながら、このフォーマットを自分なりに変えていく必要があり、これが難しいのです。
書籍と違って指摘する人がいない(客観的に指摘をくれる人がいない)
書籍の場合、著者がそのまま文章を書いて出していることは少ないそうです。
いわゆる校閲の人がいたり、出版社の人が構成を考えたり。
電子書籍でも、私は過去にゴーストライターの依頼を受けたことがありますが、内容を依頼していることも多いようです。
この様に、自分が書いたものを指摘してくれる人がいる書籍とは異なり、ブログは誰かに書き方を指摘してもらうことは有りません。
だからこそ、たくさんの記事を書いても、「書き方がまだわからない」という状況に陥りやすいのです。
ほとんどの人が習ったことがない
文章の書き方に関してですが、ほとんどの人は学んだことが有りません。
学校で読書感想文などで文章を書く機会はあるものの、指摘される点としては
・漢字や言い回しの指摘
・事実を並べているだけで感想になっていない
くらいのものではないでしょうか。(少なくとも私はそういう記憶があります)
しかも、読書感想文なんて夏休みの宿題位でしかやらない。
長文を書く経験も、指導された経験も圧倒的に少ないのが、文章を書くということです。
なので、苦手意識を持っている人が多いのも当然ですし、難しく感じるのも当たり前なのです。
文章構成の基本的な作り方
では、ここからは具体的に「文章構成」の作り方を見ていきましょう。
基本的にブログで記事を作る際には、SEOを意識して書くことと思います。
SEOの基本は「検索キーワードがあって、そのキーワードで検索されて見つけてもらう」ということ。
つまり「キーワード先行」なのです。
ハッシュタグなどのSNS文化とは違って、キーワードで検索をするSEOでは
「気になった言葉や悩みを検索する」
というのが最もメジャーな使い方です。
そのため、どんな人でも
悩みを持ってサイトに入ってくる
ということが大前提とあります。
そして、最初にユーザーがすることは、
「自分の悩みをこの記事は解決してくれそうか」
を見ます。
これが、SNSやYoutubeショートなどとは大きく違う点です。
これを意識した上で、基本的な記事構成を考えると、
①リード文でこの記事の主旨を伝えて、悩みが解決できることを伝える(もしくは興味を持ってもらう)
②問題提起
③原因の追求
④解決方法を理解するために必要な基礎情報(必要な場合のみ)
⑤解決方法
⑥その他、その人が気になりそうなこと
この様になります。
もちろん、記事によって崩したり順番を変えたりしますが、初心者の場合は一旦これに従って書いていくのがおすすめです。
例えば、この記事は「ブログ 記事 書き方」というキーワードで検索した人を想定して記事を作っています。
そうなると、読む人は「ブログ記事の書き方を知りたい人」です。
なので、記事の冒頭で
「この記事で、ブログ記事の書き方がわかるよ」
という事を説明しました。(①)
その後、②の問題提起としては「ブログを書くのはそもそも難しい」という話をし、③の原因追及ではその理由を説明しました。
④の「解決方法を理解するために必要な基礎情報」は、今回は特に必要ないかと思いますが、例えばもっとSEOについて深堀りした記事の書き方という方向性なら
「SEOとは」
みたいな知識はあったほうが読みやすい可能性があります。
この場合、この記事内で細かいSEOの説明をするパターンと概略だけ説明して、わからない人は更に別の記事で詳しく解説するというパターンがあります。
そして⑤の解決方法として文章の書き方をまとめています。
プラスで⑥に当たる「その他、その人が気になりそうなこと」として、もしかしたらブログ初心者が聞いたことがないかもしれないが「PREP法」という方法があるよ・・・ということを書いています。
(Q&Aもこれに該当します)
↑最後まで行ったら改めてこれを意識して見てみてください。
基本的な文章の書き方
続いて、構成を書いた上で、文章の書き方も見ていきましょう。
1文は短めに
1つの文章を短めに書くのがおすすめです。
人の記憶は、瞬間的に長い文字列を理解するのが難しいです。
ランダムな数字でも平均すると7桁程度しか覚えられないと言われる様に、非常に記憶できる容量が小さいです。
ちなみにこの研究は、アメリカの認知心理学者ジョージ・A・ミラーが発表した「マジカルナンバー」というものです。
文章も同様に、短い文章であれば一気に記憶できるものの、長い文章になると
「なんて書いてあるか理解できない」
ということが起こりやすいです。
そのため、できるだけ文章は短くするのがおすすめです。
改行は多めに
これは、特にネット文章の中でもスマホに言えることですが、文字が詰まっていると読みにくさを感じます。
スマホの場合、横幅も狭いので字が詰まってしまいます。
これを避けるためにも、改行は多めに取っておくのがおすすめです。
接続詞が連続するのを避ける
接続詞が連続すると、意味が理解しにくい文章になります。
明日 は 山本課長 は 社外研修 は 欠席します。
資料 の 修正 の 提出 の 期限 の 延長 の 相談をします。
山本課長は、プロジェクト を 完了させた佐藤さん を 異動させること を 決めました。
明日 、 山本課長 は 社外研修 を 欠席します。
資料修正 の 提出期限 を 延長 したいと 相談をします。
山本課長は、プロジェクト を 完了させた佐藤さん を 異動させること に 決めました。
無理に変えると変な文章になる可能性もあるので、そういう場合は文章全体を組み直したりすると上手くハマる事があります。
文末が同じになりすぎない
文末が
「~ます。」
「~ます。」
「~ます。」
のように、連続してしまうと事務的な印象を与えたり、読みにくさが出てきたりします。
そのため、複数の文末を使い回すのが良いです。
ただし、このときに注意するべきポイントとして
「です・ます調」「だ・である調」
など、文体がわかるのは良くないので、気をつけましょう。
私は個人的に、どんな文章もですます調にしています。
というのも、非常に個人的な感覚にはなりますが、なんとなく偉そうに聞こえる時があり、(自分で読み返したときに)気になることが多いです。
もちろん、しっかりと実績も権威もある方が言う分には問題ないのでしょうが、好みの問題で使いません。
使い回せる文末としては、次のようなものがあります。
~ます。
~です。
~でしょう。
~しません。
~でした。
~ですか。
~でしょうか。
~いませんか。
~かもしれません。
例えば、今までは
「今日は早く帰ります。帰ったら家で本を読みます。そして、早めに寝ます。」
と書いていた文章を
「今日は早く帰ります。帰ったら家で本を読むつもりです。そして、早めに寝ようと思っています。」
と変えるだけでも、少し読みやすくなったのではないでしょうか。
この様に、文末を連続しすぎない様に(2回連続くらいなら違和感は少なめ)気をつけましょう。
箇条書きを入れる
文章を書いているときに「例文をいくつか出す」「複数の同列の内容を書く」という場面があれば、できるだけ箇条書きを使います。
箇条書きは、通常の文章に比べて1つ1つの文章がコンパクトになりますし、読み手としてもスッキリとした印象を持ちます。
気持ちの代弁は「」で
私はよく、気持ちの代弁をするような文章を書きます。
冒頭の文章でいうと
これまで、文章を書いてきた経験が少ない人は特に、
「何千字も文章を書くなんて無理でしょ笑」
みたいに感じるのではないでしょうか。
がそれに当てはまります。
こういったセリフ部分のような場所は、「」で囲むと横幅が広くならずに、違う文章のまとまりとして見やすくなります。
記事の品質を一気に上げる!PREP法とは
PREP法は、文章の書き方のテンプレートの1つです。
Point(結論)
最初に「結論」を伝えます。これにより、読者や聞き手に主題を明確に理解してもらえます。
例:「ブログを書くときは、読者の悩みを解決することが最も重要です。」
Reason(理由)
次に、「結論の理由」を述べます。結論を裏付ける根拠を示すことで、説得力を高めます。
例:「なぜなら、読者は自分の問題を解決してくれる記事を求めているからです。」
Example(具体例)
「具体例」や「事例」を示して、結論や理由をより具体的に説明します。これにより、読者の理解を深めることができます。
例:「例えば、『ブログの書き方』というテーマで、読者の悩みに答える記事が検索結果の上位に表示されています。」
Point(結論の再提示)
最後に再び「結論」を述べて、話の主旨を明確に締めくくります。
例:「このように、ブログでは読者の悩みを解決することが最も大切です。」
この形式を使えば、理論的な説明をする際には理解しやすい文章を書くことができます。
ブログ記事の書き方でよくある質問
文章を書くのに国語力は必要ですか?
文章を書くのに、国語力は必要ないです。
実際、私自身は小中高とバリバリの理系で、国語も英語も大っ嫌いでした。
そのため、昔の自分が今の自分を見ると、文章をこれだけ書けることに驚くと思います。笑
体感としては、国語力よりも
「読み手の事を理解する気持ちを汲み取る力」
の方が必要ではないかと思っています。
まとめ
今回は、ブログの文章の書き方について見てきました。
初心者ほど、文章を書くのに抵抗感を持っていますが、慣れで書ける部分も多いので、是非諦めずに継続してください。
ブログ自体は、継続することでどんな人でも大きなメリットがあるツールだと思います。
なので、是非心折れずに継続してほしいと思います。